キャメルケースとスネークケースについて
キャメルケース
キャメルケース(CamelCase)とは、複合語の語頭を大文字にする記法で、一般的な利用例としてはマクドナルドのロゴ「McDonald’s」が挙げられる。
キャメルとは「ラクダ」の意味で、語頭の大文字がラクダのコブのように見えることが語源のようである。
プログラミングでよく用いられるキャメルケースには大きく分けて以下の2種類がある
- パスカルケース/アッパーキャメルケース – 複合語の先頭を大文字にする(PascalCase)
- キャメルケース/ローワーキャメルケース – 複合語の先頭を小文字にする(camelCase)
上記のうち、パスカルケースはモダンなオブジェクト指向プログラミング言語のクラス名、あるいは.NET Frameworkのメソッド名やプロパティー名などで用いられている。一方、JavaやObjective-Cにおいてはメソッド名やプロパティー名などはキャメルケースが用いられている。
スネークケース
スネークケース(snake_case)とは、複合語の単語の間をアンダースコア「_」で区切る記法である。多くの場合は変数名や関数名としては小文字で統一、定数やマクロ定義の場合は大文字で統一するのが一般的なようである。
ちなみに、アンダースコアではなく、ハイフン「-」で記述するチェインケースというものもあるが、こちらはハイフンが減算を意味するマイナスと混同するため、ほとんどプログラミング言語では使えない。